平成18年8月17日 19:20 次女 知佳(ちか) 3356g が誕生!

平成17年12月中旬、3人目を妊娠したことが判った時、年齢的に(特に主人の)
子供は2人と考えていたのでちょっと頭の中が真っ白に・・・。
その後すぐに、3人目は佐江子先生に取り上げてもらえない。
(長女も長男も江上助産院で産んでいます)江上助産院は閉院されて佐枝子先生は療養中だし
3人目とはいえ分娩台の経験も無いし・・・
あの陣痛の痛みは先生の手で腰をさすってもらわないと乗り越えられない
佐枝子先生のいない出産なんて考えられない、産むのが怖いと、出産への不安で一杯になりました。
それから数日後すぐにつわりの症状が。
3人目は授かりものだし喜んで迎えるとしても出産への不安とつわりでブルーの日々・・・。
年が明け、先生から届いた年賀状にサエラ助産院を開院、出張専門、分娩介助の文字が。
また佐枝子先生に取り上げてもらえる、しかも自宅出産で。,
年賀状を見つめながら出産への不安がなくなり幸せに満ちた気持ちになりました。
以前と変わらず、嘱託医への検診にも付き添っていただき、
自宅での検診の時にもちょっとした質問にも細かに説明していただき
私は本当に贅沢な妊婦だなぁと検診のたびに感じました。
6月中旬の夜、貧血気味になり先生に連絡すると
「不安だったら行ってあげようか」とすぐに駆けつけて下さりホメオパシーを処方して下さいました。
私の今までの出産は朝お腹が痛くなり夜22:00頃から間隔が短くなり2:00頃入院、
長女8:00長男5:00の出産でした。病院に着いて30分で産まれた、なんて話を聞くと羨ましくて
私も安産で3000g以内の子供をツルンと産んでみたいと思ったりして・・・
でもこのまま行くと予定日の頃は長男と同じ3700gはあるかもしれないと・・・・
少しでも小さく少しでも安産でとの思いが通じたのか?
36週0日の夜(36週から自宅出産が出来るとのこと)1時間くらい前駆陣痛が。
次の日おしるしが・・・・佐枝子先生に連絡すると「おしるしがあってすぐの人もいるけど
おしるしから3週間後の人もいるから」と。
結局私はおしるしから3週間後の出産となりました。
8月17日、39週の検診日。内診すると先生が「もう産まれるよ、今夜か明日の朝には」
「え〜、今日ですか?」
「子宮口も開いているしこれだけ赤ちゃんも下がってるから早く出してあげないと可哀想よ
夕方に来るから陣痛がつく様に午後から階段の昇り降りや拭き掃除をしてね」
そして階段を数回昇り降り。拭き掃除を始めて間もなく張りと痛みが。
収まりまた拭き始めると5分くらいしてまた痛み。もしかして・・・・
横になり間隔を計ると5〜6分間隔で痛みが。
16:50先生に連絡すると「これから行くね」いよいよ今晩?
いつも朝方だから今回もそうなるかな?朝方だと子供たちは絶対寝ているし
起きたらお母さんの横に赤ちゃんが・・・となるよりは起きている時間に、と思いながら。
先生が来られて準備を始めて・・・
陣痛はまだ進まず5〜6分間隔。
今回はB群溶連菌が陽性だったため、産む前に点滴をするため、その前にトイレに。
するとトイレの中で2回ほど陣痛が。部屋に戻り横になるともういきみたくなって・・・。
でも点滴を全部入れないと産めないため、20分間?必死で痛みをこらえました。
点滴が終わる頃、県病の塚脇さんと大塚さんが来られて、それから20分後、知佳が産まれました。
いつもジワジワやってくる陣痛をこらえるのが大変で先生のさすってくれる手が
神の手のように痛みを和らげてくれるのに(痛みの中に幸せ、安らぎを感じます)
そんな時間もないまま産まれてしまいました。
一度経験してみたかった超安産だったけど、アロマバス?に入ったり
アロママッサージをしてもらいたかったな・・・。
だけどスピード出産のおかげで、お姉ちゃんとお兄ちゃんは、妹が産まれるところを見ることが出来、
口で説明していた臍の緒をお父さんが切るところも見れ、すんなり妹を受け入れています。
産まれてからずっと「赤ちゃんカワイイ!赤ちゃん!赤ちゃん♪」と・・・・。
これも自宅出産ならでは、ですね。産まれてからずっと家族が一緒、4人家族から5人家族へと。
佐江子先生と出会えたお陰で何の不安もない妊娠生活が送れ、
本当に贅沢で幸せな妊娠生活、出産でした。3人の子供を授かり贅沢な出産をし、
私は本当に幸せ者です。感謝です。
この感謝の気持ちを忘れずに3人の子供を育てていきたいと思います。
3人目を産んで思うことは1人より2人、2人より3人、子供は可愛いということです。
佐枝子先生、無理をせずお体には十分気をつけてください。
本当にいろいろとお世話になりました。ありがとうございました。